野球をはじめるぞ!となったとき、バットやグローブといった用具から、ユニフォームなどウェアの用意をしますが、機能や種類などとにかく多種多様。迷うこともしばしば。
今回は、服装(ユニフォーム)についてお話したいと思います。
野球のユニフォーム けっこう着ます
野球をするときの服装・・・ まず思い浮かべるのは、テレビでよく目にするユニフォームだと思います。あれ、実はけっこうな種類のものを身にまとっているんです(笑)。
◎ユニフォーム基本◎
・アンダーシャツ
・アンダーストッキング
・ストッキング
・ユニフォーム(上)
・ユニフォーム(下)
(・スライディングパンツ 通称スラパン)
(・ストッキングどめ)
これが最低限身に付けるものです。
アンダーシャツ・・・ユニフォームの下に着るもの。ユニフォームの下からのぞいてみえる、あのシ
ャツです。
アンダーストッキング・・・いわゆる靴下。厚手で、五本指ソックスタイプもあります。
ストッキング・・・アンダーストッキングの上に履くもの。チームによってデザインが変わります。
ユニフォーム・・・おなじみの、チーム名がはいったデザインのウェアです。練習の時は白無地のも
のを使用します。
スライディングパンツ・・・ユニフォームのパンツの下に履く、スパッツ上のものです。スライディ
ングをする際に、地面との摩擦による衝撃を和らげてくれます。スラパ
ンは、下着の上から履くか、直接履くか、好みの分かれるところです。
その他、ストッキングを留めるストッキング止め(伸縮性のあるマジックテープで止めるベルトのようなもの)、ベルト、帽子、シューズ、バッティンググローブ等々、ありますが、今回は服に焦点を絞ります。
寒さってどうしのぐ? ホカロンとかウェアの重ね着とか?
身にまとうものがわかったところで、本題に入りましょう。
野球する場所は山川海そばですが、共通するのは、日差しを遮るところなく、ひたすらだだっ広いです。どいうことかというと、太陽サンサン♪風吹きっさらしなのです。
そう。暑くて寒いところです。暑さ寒さをしのぐ術は、自分でなんとかするしかありません。
近年、素材の改良がすすみ、様々な用途に応じたウェアが出てきました。特にアンダーシャツは、直接肌にふれるものなので、着るシチュエーションを考えて選ぶといいですね。
次に風を通さない素材のウェアがあると便利です。ウィンドブレーカーのようなシャカシャカ素材のもので、着脱のしやすいものが人気です。Vジャンとかウィンブレとかジップアップとか言われているようなウェアになります。
一番上に羽織るものがジャンパー類です。これはチームで揃えたりするところも多いので、探すのに困ることは少ないと思います。
スポーツメーカーさんから様々なものが用意されていますが、やはり寒さをカバーできないときがあるので、我が家はホカロンを使いました。
手軽なホカロンですが、注意が必要です!
ジャンパーなどの羽織るもののポケットにホカロンを入れておくのはあまり心配いりませんが、練習のときは練習着だけになるので、ホカロンをどこに忍ばせるかがおおきな問題になります。
ユニフォームパンツのポケットではスライディングや滑りこんだときの摩擦で、ホカロンが破れて中身が出る危険もあります。肌に近いところで長時間そのままにしておくと低温やけどの恐れが出てきます。
ホカロンのほかにカイロなど試しました結果、比較的安全で、それなりに寒くないやり方を見つけました。
それは、直接貼るホカロンです。お気に入りは「めぐりズム」です。じんわり温かく熱すぎない。
温めたいところに貼れる。願ったりかなったりです。
トレーニング・練習時の対策
めぐりズムがいい!とお話したところで、実際にどう使っていくかお話しましょう。
トレーニング、練習時は、スタート時が最も寒さを感じるときです。寒い!と感じてからホカロンで対策をとっても効果がでるのに時間がかかります。ですので、練習を始める前、もっと言ってしまえば、家を出るときには、ホカロンもしっかり貼ってから、をお薦めします。これは防寒対策だけでなく、冬場の怪我防止のためにもぜひ心にとめておきたいことです。
野球に関係なく、寒さ対策には家出る前にコート、マフラー、手袋を、ということと同じです。冷えてからでは効果半減です。洋服を着るような感覚で、めぐりズムを貼ります。
貼る場所は、ずばり肩。肩に貼る用が売っていることもありますが、首回りを温かくすることで全身が温まります。我が家では両肩に貼りました。そして、手首まわりです。最後にジャンパ―のポケットに普通のホカロンを忍ばせます。このホカロンは手を温める用。これでバッチリです。
真冬の極寒時期、これでも大変で、足首もはろうかと考えましたが、取るときに大変なので、やめておきました。
あとは、練習・トレーニングでしっかり体を温めましょう! 練習はじめに「アップ」をするかと思いますが、その時に冷え切っていると、なかなか体は温まりません。
保護者もばっちり対策必要!
もちろん、練習・試合などを見守る保護者の方も、防寒対策はばっちり必要です。一緒に走ったり練習するお父さんお母さんは、そのあとは温かくなりますが、見守る専門の方、本当にしんどいです。温かい飲み物を飲んでも、その場しのぎにしかなりません。とにかく、風を通さず、温かくなる素材のものを用意しましょう。
私は、極暖肌着、フリース、シャカシャカ、グランドコート、ネックウォーマー、ブーツのフル装備に、プラス、ホカロン2つはコートのポケット、おなかと背中(お尻側)にひとつずつホカロンを準備しましたよ。グラウンドに立つ前にすべて身にまとい、温かい状態にしておくこと必至です。
保護者は、子供たちと違って基本は動きません。つまり温かくなる要素がないのです。まぁなんとかなるか、にはなりません。これでもか?!くらいでちょうどよいです。
野球をする人も、それを見守る人も、事前に防寒対策をして温かくしておくことが一番のポイントだと思います。冷えてからでは大変です。怪我防止のためにも、ウェアはもとより、温かくすることを心にとめておいていただけると、より楽しく野球生活を送れると思います。
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