野球少年の体づくりに効果的な食事メニュー

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こんにちは。

野球に限らず、スポーツを頑張っている人が必ずといっていいほどぶち当たるのが、体づくりのための食事ですよね。

今回は、自分の息子が中学生だったころの野球経験から得た、体づくりのための食事について、ゆるっとお話しをしていきたいと思います。

野球少年の体づくり

いつの時代も、スポーツ分野で活躍するには欠かせないのが、体づくりですよね。特に、体がまだ出来上がっていない小学生時代の体づくりはなおのこと大切です。
そんなときの強い味方に、書籍があります。書店には体づくりのための食事メニュー本がけっこうあります。お料理好きな方はあまり悩んだりすることはないのかもしれませんが、あまり得意でなかったり、栄養についての知識が不安な方には、とてもありがたいです。
栄養バランスなどは気になりつつも、一から勉強するのも時間も手間もかかるし・・・と思っていた私は、日々の献立を考えるのにとても重宝しました!
さまざまな角度からとらえた本がありますので、どれかは必ず参考になると思います。
YouTubeのような動画もありますが、やはり何冊か本を見てじっくり考えるのもいいのではないでしょうか。

そして、その経験から感じたこと。
それは、

①絶対にエネルギー不足にしないこと
②1日三食の中で栄養バランスをとること
③間食も上手にとって、作り手の負担を大きくしないこと

です。食事は、毎日のことなので、1回やったら終わりではないのです。頑張りすぎるとしんどくなるし、かといって手抜きして自分のせいで。そして、食べる人が楽しんでおいしく食べられるようにする。
毎日おいしくしっかり・・・大変です。どうしたら楽しくちょっとでも楽ちんにできるのか?

実際にどうしたか?

本でも動画でもなんでもよかったのですが、私は、とにかく、作りやすそうなものを探しました。
先ほども書きましたが、食事は毎日のことなので、続けられる、ということが一番です。食事を作る人にとって負担が大きくならないことをまず考えました。
購入した本を眺めてこれなら続きそうかな、と思ったことは、
●食材が手に入りやすいこと
●レシピの味が想像できる~我が家でなじみのありそうな味付け
でした。
作るものも量が多くなるので、あまり高価なものは続かないし、変わった味付けは、受け入れてもらえるかわからないし、食べてもらえず、作り直しなんてことは絶対に避けたかったので、購入した本はかなり読みこみました。

当時、個人的に愛用したのは、川端里香さん著の本です。この2冊にずいぶん助けられました。
『10代スポーツ選手の栄養と食事』
『スポーツ選手の完全食事メニュー400レシピ』

今はもっとたくさん出ていますね。

さて、準備が整ったところで、実際に始めたことをご紹介します。

1. 食事量を増やすためにご飯(白飯)を2~3日ごとに1/4合ずつ増やす
ふりかけでもなんでも、とにかく食べやすく食べきってくれればよし、というふうに。
MAX2合でキープしました。エネルギーとしては、脂肪分よりもタンパク質で摂ることを意識
しました。
2. おかずを1品増やす。慣れたら1品の量を増やす 主菜、副菜各2品くらい用意
なるべく高たんぱくのものを多くして、味付けは甘辛しょっぱい、酸っぱいなどバリエーシ
ョンふやして、食べ飽きないように考えました。
3. だらだら食いはしない
だらだら食べていると、結局苦痛になってくるので、あまりにも食が進まないときは、間食に
不足分を補うようにしました。

最初のうちは、作るのに手間暇かかっていましたが、何日かすると慣れてくるので、食材もある程度買いためて、その日の気分や体調に合わせて作っていけるようになりました。
最初の1週間を乗り切って、練習、試合が終わると、なんとなくペースがつかめてきました。
本には、1食分の献立も用意されているので、何も考えたくない日は、それを作ってみたりして、気づけば、掲載レシピの半分程度は作ったような気がします。
あれこれ心配するよりも、味付けの好みとかがはっきりしてくれば、とにかく作ってみるのがストレスも少なくてよかったです。

試した結果・・・(経験談)

見た目が変わってきたのは、食事を考えるようになって2週間くらい経ったころでした。
体が筋張ってきた?というか、引き締まった?というかそんな感じです。毎日体重を測っていたのですが、体脂肪率が2パーセントほど変わり、8パーセントくらいにまで落ちました。中学生だったのであまりよろしくないのですが、とにかく変わりました! ちなみに体重は最初の1週間で2キロ程度は増えましたよ。
疲れにくくなった、とか、怪我をしにくくなった、とかは主観的要素が大きいので何とも言えませんが、とにかく体つきはずいぶんと変わりました。

徹底的に栄養バランスなど考え抜いて食事を考えていたわけではないですが、取り入れられるものは取り入れてみる程度でも、しっかり変わることがわかりました。
次男にも試しましたが、こちらは体格もよくなりました。
同じような献立で食べた私も体重増えました。もう、育たなくていいのにね(笑)

やればできるんですね。

結論

やってみれば、必ず変わります。
実感しました。
しかし、ある意味こわかったです。考えて作った食事で変わる、ということは、バランスの悪い食事ばかりだったら、あっという間に悪くなる、ということにもなりますよね。
人間の体って正直ですよね。いろんな意味で、ほどほどにやらないと、ですね。

そして、気づいたことがあります。
食事は、食べたいと思ってもらって食べてもらうのが大事だということです。気がすすまない食事は身になりません。同じ人が同じ量をどう食べるかということと、体重の増加と関係があるように思います。科学的根拠は全くありませんが、作って食べさせて、食べている様子みて、野球の練習みていて・・・何がどう、ということはなくても、感じることってありませんか?
美味しく食べれないとダメなんです。

今息子は、ゆる~く野球しています。だから、てきと~な食事しかしていませんが、試合前とかになると、ちょっと食べるモードが変わります。何も教えてもいませんが、自然とそうなります。
要は、その気になって初めてその効果が発揮されるんだと思います。

まずは、本人がその気になるような食事を考えるのが一番だという結論に達しました。
その時にちゃんと応援できるように、常々見守り、準備が必要だと思いました。
知識も大事ですが、その前に相手をしっかり見守ることですね!

ではまた。

 

 

 

 

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